第66号 (平成21年9月5日)
『念仏のおいわれ』

 浄土和讃に
「至心信楽欲生(ししんしんぎょくよくしょう)と
 十方諸有(じっぽうしょゆう)をすすめてぞ
 不思議の誓願あらわして
 真実報土(しんじつほうど)の因(いん)とする」とあります。
本願のみことばの一つに救われてゆくのが浄土真宗なのだと教えられております。
毎日の生活においても、相手の優しい言葉一つに救われたり、満たされたりすることは良く経験することです。
「元気を出して頑張って」「毎日を楽しみながら長生きしてください」などあいてを思う気持ちに感動します。
そんな言葉が胸に響くと思います。ゆえに、助けられたら有り難いのではなく、助かってほしいという阿弥陀様の願いに、助けられるのではないでしょうか。
「そくばくの業をもちける身にあるけるを、たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」とは、親鸞聖人の常のお言葉でございます。
 これは、浄土真宗に流れを汲んで来た、真宗門徒の伝統というものかも知れません。たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさを知るものは、限りない業、罪の深さを悲しむ身であり、その悲しみのままに喜んで毎日の生活を営むことが出来るのだと確信いたします。
 冒頭の和讃について少し考えてみることにしましょう。阿弥陀様は、本願の第十八願において、至心信楽欲生の三信を成就され、この三信を私どもに与えて、浄土へ迎えようと呼びかけられたのです。この三信は浄土真宗の大切なところで、他力の信心と申されるところです。
 私の心は虚仮不実(こけふじつ)で清浄心等、到底起こすことの出来ないものです。阿弥陀様はこのことをかねて見抜かれて、永劫の修行によって成就されたのです。この三信を本願の上に成就しておくから、もはや衆生の造作は必要ない。ただ我をたのめ、ただ我にすがれと遠く十劫の昔から今日まで召喚の勅命を以て南無阿弥陀仏のお念仏に込められたのです。 (結)

九月十六日(水)から九月十九日(土)迄報恩講が厳修されます。報恩講は、宗祖親鸞聖人の御遺徳と、お示しくださいました本願念仏の大道を報恩感謝の行業として、お勤めするものです。私たちは、数多くの縁に触れ、恩を知ることにより感謝していくものです。そして今、先祖、祖父祖母、父母に導かれ真宗に触れることが出来たのです。
 この大切なご縁をせっかくだからと頂き、尊い御勝縁に亡きご先祖様を偲びつつ、感謝の心を持って本願念仏に偶う良き縁とさせていただきましょう。皆様の御参詣をおまちしております。

特別永代経とは御門徒様の皆様から特別に懇志金をいただき、亡き方の法名を本堂永代経法名軸に記載し、永代にわたりお勤めすることを言います。
 春彼岸と報恩講満座法要に併せて厳修されます。
来る九月十九日(土)午前十時半から宗祖親鸞聖人報恩講御満座法要に併せて特別永代経法要を厳修致します。
 同封の法名札に御志納を添えてお申し込みください。この尊い御勝縁にぜひお参りください。
尚、近年物故者追悼法要にあたる方には重複のご案内となりますのでご了承ください。

 来る九月十八日(金)午後六時より慧林寺本堂において、門信徒物故者追悼法要と近年物故者追悼法要を厳修致します。ご家族お誘い合わせて、ご参詣ご焼香戴きますよう御案内申し上げます。尚、近年物故者追悼法要(平成十二年度から平成二十一年八月までに亡くなられた方のご遺族様には、故人の法名記入札とご案内状が同封しております。当日迄に、法名札と御志納金をご持参の上、お申し込み下さい。
 法要後に記念講演が御座います。講師の先生は、元カリフォルニア州立大学教授、東本願寺国際仏教研究所所長、多度志町永教寺住職、松永大元先生のお話がございます。とても有意義なお話をお聞かせ戴けると思いますので是非沢山の皆様にご縁をいただきますよう重ねてご案内申し上げます。
『慧林寺会館』竣工の御礼

宗祖親鸞聖人七百五十回忌御遠忌記念事業「慧林寺会館」が、門信徒皆様には経済状況が厳しいところ温かなご理解と多額の御懇志を賜りここに完成させていただきました。この書面を借りて厚く御礼申し上げます。
 特別寄付金ご芳名入り天井銘板につきまして再度のお願いを申し上げます。未だ空きが御座います。大変恐縮に存じますがご再考頂きましてお申し込みをお待ち申し上げます。又、一般寄付の申し込みもお受けしておいります。
 尚、平成二十一年度宗祖親鸞聖人報恩講中ご参詣を兼ねて「慧林寺会館」を是非一度ご覧くださいますようご案内申し上げます。
 この慧林寺会館は一階ホール「雅」百五十人〜二百人程度の葬儀会場や多目的ホールとしてもご利用出来ます。二階和室「睡蓮」は定例法座や年回法要などにも使用出来ます。地下一階にはご案内のように「第二淨漣堂」として六角堂をイメージした厨子型とストレートタイプの納骨団が設定されています。又今回は個人向けとご夫婦向けの、永代供養付きの納骨壇が設置されています。
尚、平成二十三年七百五十回忌の法要に併せて九月十六日午前十一時より行われます。参加希望の方は寺務所までお電話ください。

■平成二十一年度 婦人会報恩講及び婦人会員物故者追悼法要と総会■
  ご 案 内
 日 時  10月30日(金)
 始 経  午後1時より
 お 斉  1階大ホールにて午前11時半より12時45分まで
 婦人会報恩講に併せて会員物故者追悼法要が厳修されます。追悼法要では、ご生前、会員の為にご尽力下さいました方々のありし日を偲び、御参詣・御焼香致しましょう。皆様のお参りをお待ちします。
敬 弔ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 故 高島 良子  様
 故 枝元 チイ  様
 故 田中 キクエ  様
 故 松田 松子  様
 ご生前に賜りました御功労に感謝し哀悼の意を表します
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※10月25日の婦人会定例法要は休みです。

小樽 量徳寺報恩講参詣のご案内
日時 十月二十六日(月)慧林寺 午前九時出発
費用 無料(賽銭程度)
人数 三十名まで
申し込みは寺務所まで 電話811−7624
バスにて量徳寺の報恩講に参詣し、帰路に小樽市場等に寄って帰ります。
どなたでも参加できます。お申し込みお待ちしています。
予定
9
9
定例法座(吉峯教範師)
10
定例法座(吉峯教範師)
13
おみがき(9時より)
16〜19
宗祖親鸞聖人報恩講
20〜23
秋彼岸永代経
10
9
定例法座(木村映了師)
10
定例法座(木村映了師)
25
婦人会定例法座は休み
26
量徳寺報恩講
30
婦人会報恩講及び総会
11
9
定例法座(中村尊師)
10
定例法座(中村尊師)
23〜28
本山東本願寺報恩講
25
婦人会定例法座(未定)
声明講習

◎声明講習
 一緒にお経をならいませんか?
◎日程
 毎月九日(変更あり)
 午前11時より1時間程度。午後から定例法座がございますので、引き続きご聴聞ください。

新型インフルエンザが日本にも広がり始めました。時が経つにつれ旧型と呼ばれる日がくるのだろう。現在がいずれ過去になり未来がいつか現在になる。明日のことばかり気を取られず今日を大切に一日一日の日暮らしにあたりたいものです。

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