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第55号 (平成18年12月5日) |
『 心 の 時 代 』 |
何か仰々しい題名ですが、ここ最近のニュースを見聞きするたびに何故このような痛ましい事件や事故が相次ぐのかと我が眼を疑い、我が耳を疑う毎日です。
その一つに「自殺」があります。いじめを苦にした子供、いじめを教育委員会に報告しなかった校長先生など何とも言いようのない悲しい出来事です。こうなる前に出来ることは無かったのかと考えるのですが、そう思う人にとってその時は非常事態で誰の声も忠告も聞こえないのかも知れません。
人間の心の中には、私の心であるにも拘らず自分自身の心模様が分からないものです。平常時に「私の心の在り方」について「人間について」学習する必要を痛感しています。
このような時代故に、宗教の必要性が叫ばれて久しかったと思います。もし友達が無視しても、世間が無視しても、家庭にあって親だけは見つめ続け、願い続けてくれるに違いありません。
しかし人間は孤独です。源信僧都のお言葉に「我今無所帰 孤独無同伴」とあります。私は今帰るところがありません。ひとりぼっちです。共に生きる人がありません。という意味の言葉です。
親鸞聖人は一人でいるとき二人と思え、二人でいるときは三人と思え。その一人は親鸞なりと仰せられています。私の人生には親鸞聖人という同伴者が私と一緒に生きて働いてくれると教えて戴きました。
誰が見放してもあなたの親である限り見放したりしません。親が見放したら子供の行くところがありません。仏様が見放したら私の帰るところがありません。
「 煩 悩 に ま な こ さ へ ら れ て
攝 取 の 光 明 み ざ れ ど も
大 悲 も の う き こ と な く て
つ ね に わ が 身 を て ら す な り 」
と親鸞聖人は源信大師のお徳を讃えておられます。
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死亡年 |
回・忌 |
死亡年 |
1周忌
3回忌
7回忌
13回忌
17回忌
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平成18年(2006年)
平成17年(2005年)
平成13年(2001年)
平成7年(1995年)
平成3年(1991年)
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(23回忌)
25回忌
(27回忌)
33回忌
50回忌 |
昭和60年(1985年)
昭和58年(1983年)
昭和56年(1981年)
昭和50年(1975年)
昭和33年(1958年) |
上の表は平成19年度の年回法要に当たる死亡年を表したものです。
年回法要は祥月命日か、それより早目にお勤めするのが一般的です。亡き人のご恩を偲ぶとともに、家族、親類が仏前に集い仏縁を深めて、仏法の教えを聞いてほしいとの亡き人のこころに応えるものとして、年回法要はあるのです。
平成19年度に年回法要に当たる御檀家様には別紙にて御案内致します。 |
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◎来る12月31日大晦日恒例の除夜の鐘が午後11時45分頃から打ち初められ、本堂の方では修正会が午前0時15分頃に新年勤行がとり行われます。当寺では檀家の皆様や近所の方々が鐘を打ちに寒い中、早くから並ばれますが、待っている間に、青年部の人達やボランティアによる、年越そば、甘酒、綿あめなどの無料サービスもあり、しかも美味で思わず笑顔になります。新年、笑顔になりたい方は当寺へお越し下さい。ご家族、友人お誘い合わせてお越し下さいますよう当寺一同、お待ちしています。 |
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月 |
日 |
予定 |
12 |
9 |
定例法座(内藤則雄師) |
10 |
定例法座(内藤則雄師) |
25
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おみがき(午前9時より) |
婦人会定例法座(御住職) |
31 |
除夜の鐘(23時45分頃) |
1 |
1 |
修正会(初詣り)(0時15分頃)
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9
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定例法座(田村豊円師) |
新年交礼会(午後1時より) |
10 |
定例法座(田村豊円師) |
25 |
婦人会定例法座(御住職) |
2 |
9 |
定例法座(械塚智博師) |
10 |
定例法座(械塚智博師) |
25 |
婦人会定例法座(未定) |
※12月29日より1月4日迄は休みます。但し臨時法要等はお伺いします。
※1月9日の定例法座は新年交礼会の為、午前11時より始まります。
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◎来る、平成19年1月9日午後1時から当時に於いて、新年交礼会を開催致します。当日は新年にふさわしいプロによる民謡と津軽三味線の演奏とビンゴゲームなど、楽しい企画をしておりますので、皆様お誘い合わせて、多数のご参加をお待ちしています。
又、当日は午前11時から初の定例のお参りがあります。ご聴聞下さい。
会費 3,000円
準備の都合上、12月末日までお寺の方へご連絡下さいますようお願いします。
会費は、お申し込み時に納入して下さい。皆様の参加をお待ちしております。
新年恒例会についてのお問い合せはこちらから |
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◎去る10月30日、婦人会主催の報恩講及び会員追悼法要が行われました。お斉をいただいた後、親鸞聖人の御遺徳に感謝する報恩講と物故会員の追悼法要があり、御生前、会の為に御尽力戴きました、今は亡き会員に感謝し御焼香させて戴きました。御住職の御法話後、総会に入り、今年度の決算報告等が行われ、次年度の活動として、平成19年6月に栗沢の青真寺に於て「全道婦人大会」が、又7月にレクレーションとして、旭岳ロープウェイに乗り大雪山とその周辺の見学を予定しています。是非皆様のご参加をお待ちします。
◎婦人会報恩講に会員、会員外からも御志納を頂戴致しました。御厚情に感謝申し上げます。
◎さくら
「さくら」冬号は12月20日頃の発刊予定になっております。お寺に届きましてから、役員・お寺さんの協力を得て配ります。お手元に届きます迄時間がかかりますがご了承下さい。
婦人会にお入り下さい
婦人会費 年2,500円(年4回 小冊子配布)
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御檀家の皆様には厳しい経済状況の中、お寺の健全運営にご理解を頂き、御協力賜り誠に有り難うございました。次年度(平成19年)の維持費は 年 9,000円 となっております。毎月のお参りにお伺いしてます御檀家には、1ヶ月毎の納入か、年一回の納入か御都合のよい方法でご協力下さい。外に地区委員が集金にお伺いする御檀家、又、僧侶にも役員も伺っていない御檀家には郵便振替用紙を3月のお便りに同封致します。御都合がよい方法で又御都合がよい時にご納入下さいますようお願い申し上げます。尚、平成18年度維持費・納骨堂管理費、未納の方には再度郵便振替用紙を同封致しました。恐れ入りますが今年度中にご納入下さいますようお願い申し上げます。 |
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◎おみがきのお手伝い
12月25日(月)午前9時より、新しい年を迎える為の最後の「おみがき」を致します。当日の午後からは婦人会定例法座もあります。是非お手伝い、お願いします。
◎職員の年末年始の休み
12月29日から1月4日迄、月参りはお休みになります。お休み期間中の月参りは、繰り上げでお参りさせて頂きます。
尚、臨時法要等はお参り致します。 |
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◎声明講習
お勤めの練習を月一回、一時間程度します。
持ち物 勤行本、念珠、肩衣(お持ちでなければお寺でも用意がございます)
昼食(おにぎり程度)
日時 毎月9日(但し都合で変更あり)午前11時より1時間程度
費用 無料
講習日予定
12月11日(月)
1月10日(水)
2月9日(金)
※注 12月のみ出席の方は必ず申し込んで下さい。
◎茶道教室(裏千家)
土曜日(第四週目はお休み)
月謝 5,500円
いっしょに習ってみませんか |
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11月7日、8日の両日、お寺の雪囲いがお世話役のお手伝いを戴き実施されました。8日は秋晴れのもと11名のお手伝いを戴き、綺麗に冬支度が終了しました。
参加の皆様に心から感謝と御礼の言葉を申し上げたいと思います。本当に有り難うございました。 |